当時2020年秋のCentOSの最新版はCentOS8でした。そこで,2020年11月 CentOS8 に更新しました。実はその直後,CentOSのサポートが2021年暮れに終了になることが公表されました。同じOSを長期に使い続けたいとのことから,CentOSでの運用を諦め,CentOS以外のOSを検討しました。検討やテストを行った結果,Oracle Linux を利用することにしました。今年の3月末には Oracle Linux 8.3をインストールし,運用を始めました。現在は Oracle Linux 8.4にアップデートしています。 Oracle Linux 8 は2029年5月まで,サポートされるようなので,長期にわたって利用できそうです。
他方,近年web等で,日本語の文章の中に,外国語や外国語から派生する用語をよく目にするようになりました。例えば,翻訳サイトでは,日本語と外国語が並列して表示されています。しかし,元々初期のコンピュータではアルファベットと数字しか扱えませんでした。その後,日本では,日本で使用するコンピュータのハード的な改良と,ソフト的な工夫がされ,1980年代には,日本用のコンピュータで日本語,特に漢字が使えるようになりました。 世界的にも同様な状況があり,各国で自国向けのコンピュータの改良が行われ,そのコンピュータで自国向けの自国語文字が使えるようになりました。1991年には,Unicode制定のための非営利国際的組織Unicode Consortium が発足しました。そして,1991年10月にその仕様書”The Unicode Standard Version 1.0″が発表されました。その後更新が続けられ,2021年現在最新版はversion13です。
Unicode を使うと,一つの文書に多国語が混在して使用できるようになります。Shift_JISコードで書かれた日本語の文章にtrès bienと言う言葉を含めることはできませんが,Unicodを使えば混在が可能です。このブログでは,今見ているように,日本語の文書の中にフランス語 très bien を同時に表示できていますが,これは,ブログソフトwordpressがUnicodeの一つであるUTF8でで書かれていることに依ります。